多嚢胞性卵巣症候群の概要

現代の不妊症の代表的な原因のひとつ「多嚢胞性卵巣症候群」
基本的な症状や原因などの知識と、その対策。
予防に有効なサプリメントなどをご紹介します。

多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群とは

多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)とは、卵巣の中に卵胞(卵子の入った袋)がいくつもでき、排卵障害を引き起こす病態のことです。
生理のある女性の約6〜8パーセントにみられるとされ、英語ではPolycystic ovary syndrome、略してPCOS(ピーコス)とも呼ばれます。

 

明確な原因はまだ特定されていませんが、インスリン抵抗性(肥満でよくみられる、血糖が下がりにくい状態)や、卵巣からの男性ホルモン過剰産生など、複数の要素が組み合わされてできた状態であると考えられています。
その名ののとおり、卵巣には多数の嚢胞が発生します。

 

多嚢胞性卵巣症候群は排卵障害を引き起こす代表的な病態であり、不妊になることもあります。
月経周期ごとに正常に排卵が起こるかどうかが、不妊の原因になるかどうかのポイントとなります。

 

ただ、うまく排卵が起こるようになれば、妊娠率は他の不妊原因である場合よりも高いともいわれています。
重症度も人によって違いますし、排卵の頻度、つまり月経周期が短い(30日に近い)ほど妊娠率も上がるといえるようです。

 

また、これまで排卵されなかった分、卵が多く残っているという考え方もできますし、子宮や卵管の問題ではないので、排卵が起これば自然妊娠する可能性も十分あるようです。
実際、多嚢胞性卵巣症候群であることに気付かず自然妊娠する方もいるそうです。

 

多嚢胞性卵巣症候群

主な自覚症状

1.排卵が起こりにくいことによる月経不順・無月経・無排卵月経
2.卵胞に含まれる男性ホルモンが血中で増加することによる多毛、にきび、低音声などの男性的特徴
3.肥満
4.黄体ホルモンの分泌異常による月経過多・不正出血
5.排卵障害による不妊

 

多嚢胞性卵巣症候群の原因

多嚢胞性卵巣症候群はインスリンと深く関わっていると言われています。
インシュリンとは、すい臓から分泌される血糖値をコントロールするホルモンで、体内のグルコースをエネルギーに変換する働きをしています。
多嚢胞性卵巣症候群になると、このメカニズムに影響を与える細胞ができるために、インシュリン抵抗性(インシュリンの働きの鈍化)が生じるのだといわれています。

 

インシュリンの働きが鈍くなることで、それを補おうとインシュリン量が増え、インシュリンの増加に伴って男性ホルモンも増加し、排卵に異常を来すと考えられています。
また、血糖値の上昇による血行不良も、体内の老廃物の排出を阻害し、卵巣に悪影響をおよぼすと言われています。

 

多嚢胞性卵巣症候群

予防対策

インスリン抵抗性などの糖代謝と関連が深いのではないかと考えられているため、甘い物が好きで毎日大量に食べている人は少し控える、肥満にならないよう定期的に運動するなど生活習慣を改めることが予防法の一つです。

 

肥満の場合は血中のインスリン値が高いことが多く、インスリン抵抗性(血糖値をコントロールするホルモンが働きにくくなること)が生じることで、血糖値を下げる働きが鈍くなり、それが排卵機能を低下させるともいわれています。
インスリン抵抗性によって血糖値やコレステロールが高くなり、太りやすくなることがあるため、多嚢胞性卵巣症候群の症状のひとつに肥満が挙げられるそうです。
肥満は欧米人の多嚢胞性卵巣症候群には特に多い症状です。

 

ピニトールで血糖値を下げる

海外ではすでに、多嚢胞性卵巣症候群の疾患にピニトールの処方が行われています。
ピニトールは別名「植物性インスリン陽物質」とも言われており、体内でインスリンと同じような働きをするのものです。
多嚢胞性卵巣症候群
植物などに含まれるピニトールは体内でインスリンと同じような働きをするため、インスリン抵抗性があるために血糖値を下げられない方でも、血糖値を下げることができます。
インスリン抵抗性を改善し、血糖値を下げやすい状態へ戻すため、多嚢胞性卵巣症候群だけでなく糖尿病の予防、改善の効果も期待できます。
天然素材であるため副作用の心配もなく、様々な症状の改善に繋がるピニトールが世界で注目されているのです。

 

ピニトールは、アイスプラントという植物に多く含まれていますが、アイスプラントは食用での流通が少ないため、サプリメントでの摂取が基本になります。